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2012年4月12日 (木)

BCMSの国際規格ISO22301、今年の夏に発効へ

BCMS(事業継続マネジメントシステム)の国際規格:ISO22301の最終案(FDIS)が先週の投票によって、賛成多数で可決されました。
したがって、今年の夏には、正式な国際規格として、「発効」予定です。

これまでのBCMS認証用の規格は、英国規格BS25999-2:2007でした。ISO22301の発効によって、認証用規格としての大きな役割は終えることになりそうです。
日本では、BS25999-2に基づく認証件数が、約30件(2012年3月現在)です。
BCMSのセミナーには人が多数集まりますが、認証を取得するという段階まで達していないようです。

BCMSまではいかなくても、「BCP(事業継続計画)」を作成する企業・組織は増えています。特に、東日本大震災が起こってからは、「BCPを作成していたものの、役に立たなかった」という声も聞こえてきます。
役に立つ「実践的なBCP」を作成すること、これは難しいです。企業の文化に”浸透”させるには、「演習」という、「教育訓練」より一段上のレベルが求められます。

ISO22301の発効によって、「BCMS」の認証件数が急に伸びるとは思えません。
「BCMS」になると、「BCP」を作成するにとどまらず、「BCP」が本当に役に立つか「演習」を重ねる等を実施して、「継続的改善」をしていくことになります。
まずは、「実践的なBCP」を作成するという段階からスタートして、必要があれば、「BCMSの認証」を取得するというステップで、日本国内の企業・組織は動くいていくと思います。

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