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2012年3月16日 (金)

「”リサイクル”ショップ」は「”リユース”ショップ」!?

今日の朝、日本テレビの「スッキリ」という番組を観ていました。

「高級ブランド品のリサイクルショップ」が特集されていました。この「リサイクルショップ」、不要になった高級ブランド品を買い取る又は質入れして、販売するサービスを行っています。バレンタインデーにもらった高級腕時計を質入れして企業の資金繰りに回す人、ホワイトデー用にルイ・ヴィトンのバッグを4個・500万円くらいを投じて買っていった男性、等が紹介されていました。

このようなリサイクルショップに限らず、中古の家具や自転車等を売る店を「リサイクルショップ」という名前が浸透しています。

循環型社会形成推進基本法(リサイクル法)の定義によれば、「リサイクル(再利用)」は、「全部又は一部を、原材料として利用すること」となっています。その点では、一般に「リサイクルショップ」と呼ばれる店で売られている商品は、当てはまらないと思います。

一般に言う「リサイクルショップ」は、「リユース(再使用)ショップ」の方が、リサイクル法上では当てはまると思います。「リユース(再使用)」は、「①製品としてそのまま使用する(修理を含む)②全部又は一部を、その他の製品の一部に使用すること」となっています。

世の中、「リサイクル」という言葉が浸透していますので、「リユースショップ」に変えるべきとは私は思いません。ただ、環境問題に関わる人間としては、リサイクル法の「3R」を世の中に広めていく任務?を負っていると思っています。

「3R」とは、Reduce(リデュース、削減)、Reuse(リユース、再使用)、Recycle(リサイクル、再利用)の3つの頭文字が「R」であることが語源です。優先順位が高いのは、リデュース、リユース、リサイクルの順番になります。

また、リサイクルには、材料等に使用する「マテリアルリサイクル」と、燃やした熱を利用する「サーマルリサイクル(熱回収)」の2つに分かれます。優先順位は、「マテリアルリサイクル」の方が上です。

そして、どうしても廃棄しないといけないものが出てくるわけです。環境問題の中でも、資源の循環型社会を作ることが重要です。その点では、「リサイクルショップ」は、「リユース」という高い優先順位の中で行われている活動です。その点を高く評価したいと思っています。

モノを大事に使い、廃棄物を減らし(リデュース)、それでも買ってくれる所があれば、リユース。リユースもできなければ、リサイクルへ。「持続可能な開発・発展」のためには、「3R」は重要な考え方ですね。私たち個人や企業も「3R」の優先順位の高い行動を心がけたいものです。

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